薬物は｢孤独な人間｣への魔の手
薬物を乱用した人はイケない人。それは間違いありません。
先日、新聞に｢田代まさし容疑者､薬物乱用で５度目の逮捕｣の見出しが躍った。
｢まったくもってこのジイサンは懲りないやつだ｣と思った。
また、時を同じくして｢清原和博氏､トライアウトで監督就任｣のニュースも世間の注目を集めた。
｢このオジサンはちょっとは懲りているのかな｣と思った。
※知らない人のために補足しておくと、清原和博氏は男気じゃんけん名プレイヤー元プロ野球のスター選手で、薬物使用容疑で逮捕されており、現在執行猶予中の身。
※田代まさし容疑者はタレントですが、私が物心ついたときにはすでにヤクチュウだったどうしようもないオッサンです。
※そしてこの記事をちょうど仕込んでいた時に｢沢尻エリカ､違法薬物所持容疑で逮捕｣のニュースが入ってきました。タイムリーっちゃタイムリーですが、まったくうれしくないですね…胸中複雑です
ということで、
今回の記事は薬物乱用者を取り巻く環境について
こんにちは。
｢現役男子大学生｣×｢薬物｣
＝かなりキケンなニオイがする組み合わせ
であることを自覚しながら記事にせずにはいられないギリギリ現役男子大生です。
※ご安心ください。私は薬物をやってみようと思ったことなど一度たりともありません。理由は、薬物をやるより素の自分でいるほうが頭が冴えているしテンションが高い自信があるからです。まあ、やったことないけど。
前回の脱税と納税の記事は続編をこしらえているのですが、手間がかかりまくってるので保留してます。
その手間がかからなかったほうの前半パートはこちらでございます。
というわけで、あまり意味がないくせに不必要に重厚な前置きはこの辺にしておくとして、我々のような若造が薬物を使用し始めるきっかけは数々あるそうです。調査によると、主な理由は
- 周りとうまくやっていきたい。
- 問題から逃避するため。リラックスするため。
- 退屈を紛らわすため。
- 大人になったような気がするから。
- 反抗するため。
- どんなものか試してみたい。
などなど、だそうですよ。(参考資料：下記サイト)
なんかすげぇ…
かなりアホみたいな見出しを付けてしまってすみません。いやでもだって、なんかすごくないですか？(アホ丸出しリアクション)
だって、上記の薬物乱用のきっかけってやつ、全部くだらないんですね。それはもう、笑っちゃうくらいに。
そして、くだらないうえに、全てに反論が可能なのです。
｢反論が可能なのです(ドヤァ)｣ということで、反論してみよう！
①周りとうまくやっていきたい
➡薬物をやらないとうまくやれないような関係なら無理して続ける必要がない。
②問題から逃避するため。リラックスするため
➡薬物をやって逃避できるような問題は本来であれば自力で解決できるような取るに足らないものなはずであり、自力で乗り越えたほうが成長の機会になる。
③退屈を紛らわすため
➡退屈を紛らわすための手段はハッキリ言って世の中には腐るほどある。その無限の選択肢からわざわざ費用が掛かり健康を害する薬物乱用を選ぶその合理的理由はないはずである。
④大人になったような気がするから
➡「大人になる＝成人する＝薬物乱用」だとしたら法律に規定する必要がある。国民の成人の定義に関与するからである。この件に限らないが、何事も｢～ような気がする｣ほど信頼に値しない表現はない。何かができるから大人なのではない。できることの中から自分がすべきことを選び行動し、その行動に対する全責任を取ることができるのが大人だと考える。
⑤反抗するため
➡何に対する反抗なのかによって手段が異なる。反抗したい主体はあなたなのだから、そのあなたの体を蝕む薬物乱用という手段に打って出るのは得策ではない。
⑥どんなものか試してみたい
➡私はそんなことを考えるアナタの脳みそがどうなっているのかその思考回路を試してみたいです。多くのヤクチュウども先輩方が示してくれているように、薬物乱用には百害あって一利なしです。｢良くない｣と分かっていて試すほど馬鹿なことはありません。
まとめると、薬物乱用は、
成長の機会を奪い、使用に合理的理由が一切なく、人間の責任能力を奪い、反抗どころかまんまと反社会的勢力の資金源となり、ロクでなし経由でしか手に入らないバカ専用のガラクタを好き好んで喫することといえます。
こんなの日本の義務教育を受けていれば容易に理解できることだと思いますが…
それでもなぜやってしまうのか
理由として、薬物乱用者は往々にして孤独なのだと思います。
もちろん孤独であれば何をしてもいいっていうわけではありません。
そんなことは分かっていますが、でも一人の時ってみなさんもなんとなくルーズになりませんか？少なくとも私はちょっとなります。誰かと一緒にいるとき、あるいは予定がある日は早く起きようと心がけますが、一日何も予定がない日などは昼過ぎまで寝てしまったり、休講の日は丸一日ゲームして過ごしてしまったり…
思うに、人間らしい生活には、｢人の目を意識すること｣ってかなり大事です。人に見られてると思うからこそ身だしなみに気を付けるし、振る舞いにも気を配るわけです。家でパジャマを着ている人はたくさんいますが、会社でパジャマを着ている人はニトリの｢Nウォーム｣のCMで描写されている男性を除くと、たぶんいないと思います。なぜなら、そこには気にするべき、人の目があるから。つまり逆説的に考えると｢孤独な人はルーズで自暴自棄になりがちである｣といえそうです。そしてこれが成り立つならば、
薬物乱用＝ロクでもない、孤独＝ルーズ＝薬物乱用、とつながっていくので
孤独＝ロクでもない、という謎の等式ができあがります。
つまり
みなさん、孤独はロクでもないし授業課題は協力しながら解いたほうが易しいので授業は友達と受けましょうね～
(急に訪れる大学生らしい終わり笑)
終わったと見せかけて終わってませんでした！
実はこの記事まだ続いてますよ～
孤独だと薬物乱用に走るなら、孤独をなくせばいい。
薬物乱用をしたことでまたさらに孤独になったら、きっとその人はまた薬物乱用をしてしまいます。
清原和博氏がトライアウトの監督になったように、その人の持ち合わせている能力を発揮できる場所がもっとあれば、社会復帰は早まるのではないか。
そう考えてやまない噂の現場なのでした。
こんどこそおわり
